ノズルは圧縮空気のブロー作業効率向上を目的として、製造現場で広く使用されています。
最適な効果を得るためには、正しい種類のノズルを選定することが重要です。
現在、製造現場でエアブローに使用されているノズルの多くは、液体用ノズルです。
しかし、液体ノズルは圧縮空気用に設計されていないため、仕上がりや効率が低下する場合があります。
液体ノズルとエアノズルは見た目が似ているため、混同されがちです。
ですが、両者の特性は異なります。エアノズルは圧縮空気の効率を最大化するために専用設計されています。液体ノズルは液体特性に合わせた噴霧用設計となってます。そのため、液体ノズルを圧縮空気ブローに使用するべきではなく、逆も同様です。
圧縮空気ブローに正しいエアノズルを使用することで、多くのメリットがあります。
圧縮空気ブローにエアノズルを使用するメリット:
- 騒音レベルを最大70%低減
- エネルギー消費量を最大50%削減
- エアブロー効率を最大50%向上
液体ノズルと比較した場合の効果です。
圧縮空気のブロー効率を高めるためには、すべての液体ノズルをエアノズルへ置き換えることを推奨します。
製造現場での事例:塗装ブースでの効率的な清掃ブロー
塗装ブースでは、粉体を吹き飛ばすために圧縮空気がよく使用されます。
粉体が十分に除去されないと粉体汚染が発生し、さらに塗装ガンに粉体が固着し、後工程に問題を起こすことがあります。
塗装ブースは、液体ノズルが圧縮空気ブローに誤用されている典型的な例です。
この場合、高い騒音レベルや過剰な圧縮空気消費を招きます。
エアノズルを導入することで、エネルギー消費を 約50%削減することや、騒音レベルを10dB(A) 低減(人間の耳では「音量が半減した」と感じるレベル)することが可能です。
これらは、エアノズルが圧縮空気を効率的に活用するよう設計されているため実現できます。
エアノズルを導入することで、騒音レベルの改善やエネルギー利用の最適化・効率化が期待できます。
現状のパイプ径を測定することで、最適なエアノズルを選定可能です。

